ローズ・ブレンド・ティー[薔薇色の脚]
★本商品は『ネコポス』はお選び頂けません。
ローズ・ブレンド・ティー[薔薇色の脚]
演出家が踊り子の足の裏に唇をあてて、薔薇色のコトバを吹き込む(「夢の棲む街」山尾悠子)
すべては、踊り子の足に薔薇色のコトバを吹き込むという幻惑の一文に始まる。
中川多理は、本に収録された[薔薇色の脚プロトタイプ]をさらに展開、
『新編 夢の棲む街』の出版を記念して中川多理の人形展覧会が開催されている。
展覧会を記念してローズ・ブレンド・ティー[薔薇色の脚]をステュディオ・パラボリカから限定発売。
無農薬無施肥の畑から手摘み・手製茶の紅茶をベースに、薔薇の花弁と矢車菊をブレンドした贅沢な一品。
薔薇の紅茶は、10年くらい前からの試行錯誤。
始まりは、BABY,THE STARS SHINE BRIGHTとのコラボお茶会。ロリータさんたちのお茶会には、萩尾望都『ポーの一族』に由来する「薔薇の紅茶」が必須アイテムとする。「薔薇の紅茶」——それまでなかなか実現が難しかった。花びらが生に近いと、苦味がでる、色が濁る。エキスを使えば香りはするが味に反映しない。けっこう、難しくて、これだ!というものにできなかった。その頃知り合った、リーフルダージリンハウスとコラボで「薔薇の紅茶」をリリースして、お茶会にお出しした。薔薇の香りと味が出る温度帯と紅茶の香りと味の出る温度帯を使い分け、こまめに調整して淹れていた。なかなかのできだったと思う。
それからまただいぶ時がたって、自分のお茶事情は激変し、今は、赤羽卓美さんと一緒に、島根・白谷、大分・杵築、神奈川・清川と三ヶ所で無農薬無施肥の茶畑を運営している。無農薬無施肥のお茶は、これまでお茶だと思ってきた味と大分ちがう。自分が若かった頃に飲んでいた珈琲が焙煎時の皮の焦げた味を含んでいたことと同じで、農薬や化学肥料を含んだ茶葉の味は、どこか蘞味(えぐみ)がある。今回ブレンドしたベースの紅茶は、島根県・吉賀町・白谷で作っている。もちろん農薬も化学肥料も使っていない畑のものだ。
無農薬のお茶は、淹れ方の自由度が高い。お湯をさして放置していてもほとんど苦味、蘞味が足されることはない。沸騰水でも冷水でも味は出る。中国茶の製法なので、100℃で蓋碗や茶壺で淹れてもおいしいし、サーバーでいれても味は引き立つ。自分はサーバーで4g、二人分300cc前後の量のお湯83℃位。1分から2分置いて(ちょっと味見しても良い…)一煎目をいただく。あとは自在に90℃だったり…。もう少し低かったり。お茶は80℃から上で出てくるうま味と、低い温度帯ででてくるうま味が違うので、最後、4煎目、5煎目を水だしにして一日冷蔵庫に淹れておく。また味わいの違いを楽しめる。煎が利くのも無農薬茶葉の特色だ。ぜひ乙女度高く、そして滋味豊かな[薔薇色の脚]茶を。
(今野裕一)
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名称:薔薇色の脚茶
産地:島根県吉賀町・白谷
原材料:紅茶(島根県・吉賀町・白谷の無農薬無施肥の畑からの)
薔薇の花びら(天日干しダマスクローズ/農薬不使用)
矢車菊の花びら(無農薬)
内容量:25g
収穫:2021年
保存方法:直射日光、高温多湿を避けて保存してください。
熟成しますので、大切に育てていただければ、長く保存できます。
製茶ディレクター:今野裕一(夜想編集長)
販売者:ステュディオ・パラボリカ
★美味しいお茶の淹れ方のリーフレット付
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■手軽な淹れ方
用意するもの
・サーバー(急須でもよし)、沸騰したお湯
・茶葉:少し大きめのスプーンで3杯(測るなら4g)
沸騰したお湯を(二人分300cc前後)大きめのカップに移す。すると少々温度が下がります(83℃位)。
このお湯をサーバーに注ぐ。あとは1分~2分お好みで待つ。
途中、試飲して自分にあった味を探してみてください。
お茶は80℃から上で出てくるうま味と、低い温度帯ででてくるうま味が違うので、4煎目、5煎目を水だしにして一日冷蔵庫に淹れておくとまた味わいの違いを楽しめます。
無農薬のお茶なのでサーバーにお湯を淹れて放置しても、ほとんど苦味、蘞味が足されることはありません。
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中川多理「夢の棲む街」人形展
~山尾悠子『新編 夢の棲む街』出版記念~
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・『新編 夢の棲む街』のために制作した人形[薔薇色の脚プロトタイプ][薔薇色の脚]を展示販売
・『新編 夢の棲む街』山尾悠子サイン本販売
・「薔薇色の脚」茶 販売
★予約制★
■会場|パラボリカ・ビス鳥越倉庫
■日程|2022年4月22日(金)~5月22日(日)※金土日祝のみ ※5/6、5/7は休館
■時間|12:00|13:00|14:00|15:00|16:00|17:00|
■定員︱各回4名
★各回入替制(混雑を避けるため次の回の10分前にはご退出をお願いいたします)
■料金︱500円(入場料+ウェルカムティー付)
〒111-0052 東京都台東区鳥越2-2-12 九陽ビル1F奥
営業時間︱12:00~18:00
TEL︱03-5835-1180
アクセス︱「蔵前」駅(都営浅草線A3出口)から徒歩5分
https://goo.gl/maps/RNGGN8ijVZaSjnJi6
お問い合わせ︱ステュディオ・パラボリカ tel 03-3847-5757
http://www.yaso-peyotl.com
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